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内間木洞は総延長6,300m以上という国内有数の鍾乳洞です。洞内の大空間である「千畳敷」や巨大な陥没孔の「洞内ドリーネ」、鍾乳石の連なりが巨大な滝や山を連想させる「大瀑布」や「内間木富士」など、地底で長い年月をかけて作られた自然の驚異を見ることができます。キクガシラコウモリを始めとする7種のコウモリや昆虫類など、貴重な生き物たちも生息しており、洞窟とともに、これらの動物たちを含めて岩手県指定天然記念物となっています。
普段は研究や教育目的以外の公開はされていませんが、7月の「内間木洞まつり」と2月の「内間木洞氷筍観察会」の年2回だけ一般公開されています。
氷筍は、冬場の洞内の天井から落ちる水滴が地面で凍りつき、筍(たけのこ)状に成長したもので、大きなものは2m以上にもなります。美しい氷筍が群生して輝く神秘の世界を体感することができます。